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あるちゅはいま日記

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新地震学

2004年10月23日午後6時前に新潟県中越地震が発生した。
地震の要因は様々な理論が提起されていますが、こんな説も。
実は震源からおよそ20kmほど離れたガス田で炭酸ガスの地中への圧入実証実験が行われていた。
新地震学_b0126549_20505382.png

地球温暖化防止を目指しての回収炭酸ガスの廃棄実験だ。
炭酸ガスは、地下約1100メートルの「帯水層」に、最大19メガパスカルの圧力で1万トン注入された。
ちょうどそのさなかに巨大地震が発生したのだ。
曰く、「帯水層」にあった「水」は、地中深く押し込まれ、この水が周りの金属と反応して発生した「原子状水素ガス」が核融合して爆発が起きる。
それに引き続く断層の破壊、ずれを生じて巨大地震となった、という仮説。
他にも、この水が水素、酸素に熱解離され、水素曝鳴気を生じてこれが爆発、これが地震の原因だという仮説、を説く人もいる。
新地震学_b0126549_20524065.jpg

つい最近にも英国の科学雑誌にも紹介された昨年のスペイン南東部ロルカ地方での巨大地震原因。
大量の地下水のくみ上げによって地下で地盤沈下が発生、地層の崩壊が発生、これが地震の原因となった、と(高名な科学雑誌は厳格な審査があるので疑わしい論文は排除されるそうだ)。
1995年の阪神・淡路大震災にも明石海峡に深く打ち込まれた明石大橋の橋脚が地層を破壊してしまったのでは、ともまことしとやかに噂されています。
そして、江戸時代には「鯰」が暴れると大地震になると信じられていた。
いつもは鹿島大明神が要石で「鯰」を押さえこんでいるのだが大明神が留守をすれば暴れ出したそうだ。
安政大地震後のこの鯰絵は、地震後の成り金ふうな「鯰」が地震の後の吉原の仮宅に出かけている風刺画らしい。
新地震学_b0126549_21185137.jpg

「鯰」とはいろいろと、長く、うまく付き合わなければいけないところは現代でも同じであります。
by hanaha09 | 2012-10-23 21:51 | 田舎暮らし | Comments(0)
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