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あるちゅはいま日記

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ヤマナシ

「なしのつぶて」、ごく普通によく使われます。
「つぶて」とは、投げる小石の意味。
投げた小石は帰ってこないことから、つぶてのように音沙汰のないことを「なしのつぶて」と言うようになった。
漢字で書くと「無しの礫」ではなく「梨の礫」が正解。
「無しの礫」では何もないものを投げることになり、意味をなさない。
よって、意味のない語呂合わせの「梨(なし)」、形ある「梨」を用いなければならない。
ヤマナシ_b0126549_22403591.jpg
となりの別荘地へ抜ける道を歩いていくとなんとも言えない甘い香りがした。
落ちてた「ヤマナシ」の実を拾ってきた。
弥生時代から食べられていたとされる野生種の梨だ。
しかし、自生地が人里周辺に限られているところから大陸からやってきた弥生人が持ち込んだのではと考えられている。
今年は裏年のようで実があまり付いていない。
ヤマナシ_b0126549_23175785.jpg
ちょっと酸っぱくて、小さくて、そのまま皮を剥いて食べるわけにはゆかない。
ジャムにすると甘酢っぱい、香りの高い一品が出来上がる。
「ヤマナシ」を機械翻訳すると「Yamanashi-Ken」もしくは「Yamanashi Prefecture」。
国語も英語も難しいものだ。
by hanaha09 | 2012-09-20 23:19 | 田舎暮らし | Comments(0)
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