暑い暑い。
車を北へ北へと走らせると気温がどんどん上がってゆく。
34.5度まで記録した。
野反湖まで今見頃の「ノゾリキスゲ」を探索に行った。
「ノゾリキスゲ」は「ニッコウキスゲ」のこと、この地ではこう呼ぶ。
花はこの他にも色々咲き乱れる。
はなしょうぶ。
これは「ノゾリフウロ」とは呼ばない「ハクサンフウロ」。
その他にも「アザミ」。
見てても飽きてきません。
日本の「遊歩百選」に選ばれた湖畔一周トレッキングコースを歩いてみました。
緑の濃くなったダケカンバの林、ちょっとブルーな湖面。
1周が9km程、快適な汗を見ることができました。
この自然豊かな野反湖、実は昭和31年、東京電力が完成させた発電用ダムに伴ってできた人造湖。
緊急発電用の水の貯水池の役目を果たす、隠し玉だ。
そして、ダム斜面の変形量を測定する測定計のデータ不正改ざんを10年以上も続けていた疑惑付きのダム。
想定外の地震が起こればダムが崩壊、どんな被害を生ずるのか想像もつきません。
トーデンだからトーゼンといった悪い冗談をいってる事態ではありませんね。
帰ってシャワーを浴びて空けた缶ビールが喉にしみました。