嬬恋村から中軽井沢へ抜ける国道146号線沿い。
広大な別荘地が広がる千ヶ滝地区。
この名の発祥にもなった千ヶ滝をスノーシューでたずねました。
出発点はセゾン美術館前、広々とした池にカルガモたちが群れています。
千ヶ滝か流れ出る浅間山の湧水を小諸、御代田地区に引き入れかの地を豊穣の地に変えることができた用水の原水池。
小諸市御影新田の柏木小右衛門が難工事の末に完成したこの用水、今から400年も前の江戸時代の話です。
林道を歩くことおよそ40分、橋を渡ればせせらぎの道に入ります。
せせらぎの音を聞きながら緩やかな登りをまたまた40分。
木道を上がると落差30mといわれる千ヶ滝。
見上げると青空を地吹雪というより樹吹雪。
生きてる地球が作り上げた自然美です。
なんだか心うきうきしてくるような雪の千ヶ滝でした。