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あるちゅはいま日記

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節電のススメ

先月の半ばに電気メーターの検針票が入っていた。
これを見たおくさま、びっくりの声を上げた。
いつもはひと月一万円前後の東京電力へのお支払。
これが二万円を超えてた。
このあたりでは電力の消費量は夏場ではなく冬場に多くなる、それも深夜から明け方。
水道、排水管、風呂・給湯機の凍結防止用の電気ヒーターが最高レベルに活躍するのだ。
今年は冷え込みがきつかった。
だいたいの原因は予想がつくのだがこの一万円は低所得世帯にとっては気温同様とってもきつい。

で、東京電力の電気代の計算方法詳細を見てみた。
改めてびっくり、電気料金は三段階構成。
消費電力170kwまでが17円87銭、170kwを超えて300kwまでが22円86銭、そして300kwを超えると24円13銭。
東京電力のご説明、「第1段階は、ナショナル・ミニマム(国が保障すべき最低生活水準)の考え方を導入した比較的低い料金、第2段階は標準的なご家庭の1か月のご使用量をふまえた平均的な料金、第3段階はやや割高な料金となっています。」
昭和49年から適用されている制度だとか。
標準的なご家庭には38年前とは比べ物にならない電化製品があるはずです。
オリンピックの終わったこの時代はやっとテレビ、洗濯機、冷蔵庫がそろったころ、パソコンもクーラーも電子レンジもなかった。
今の多くの標準家庭では3番目の割高料金をたっぷりとお支払しているに違いない。
おまけに割高の根拠の説明も何もない、いい加減に決めた証拠。
我が家でもオール電化台所なんてだまされては低周波電磁波をまき散らすIHコンロしかない。
こんな料金体制がいまだ生きているのである。
もうひとつびっくり、太陽光発電促進付加金。
各家庭の屋根のソーラーパネルからの発電電力を高い値段で買い取っているのだ。
屋根の上で発電をしても近くでの電力消費が無いとこの電気は捨てられることがあるのだ。
こんな無駄な電気にソーラー発電を持たないすべての家庭は大変な負担をしいられているのだ。
嬬恋村で家を建てるときにソーラーパネルを断られたのだ(パネルに雪が積もるし、冬の寒さで性能保障ができないと聞いた)。
昨年の大震災の際の後、検針をすっとばして経費節減をやりながら満足な謝意も割引もない。
計画停電の際には電池を、ろうそくを買い、街に住むふたごたちにはわざわざ宅急便で水を送った。
これらの余計な出費に対する賠償もない。
この辺は浅間山の自然湧水をもちいた水力発電、大規模な送電線も必要ない、けど感謝も割引もありません。
もう考えれば考えるほどぐちぐちが止まらなくなってきましたね。

と、いうことでひと月前から節電計画を立てた。
まず、日が暮れると早く寝て照明を消す。
IHコンロは出来るだけ使わない、薪ストーブの上で味噌汁を沸かす。
お湯は薪ストーブで沸かしたものしか使わない。
冷蔵庫は扉を開けない、閉めたまま。
風呂は雪明りで入る、とっても幻想的。
そして、水道、排水管、給湯機への配管、ふろがまの循環配管のヒーターをすべて切った。
その代わりに水道は24時間ちょろちょろ出しっぱなしで凍結防止、ふろがまには残り湯をそのままはりっぱなし。
2月の検針を終えた。
見事に節電計画を達成。
節電のススメ_b0126549_16231347.jpg
先月930kwの電力消費を440kw、5割の節電。
嬬恋村営水道は3カ月に1回の検針ですので良く分かりませんがひと月7m3程度増加の試算、600円強になるようです。
財政再建中の村の増収に貢献できます。
次の目標は割高電気料金を支払わないこと、ひと月の電力消費300kw以内が目標だ!!
by hanaha09 | 2012-02-17 16:27 | 田舎暮らし | Comments(0)
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