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あるちゅはいま日記

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霜羊歯

またまた新しい言葉を覚えました。
「霜羊歯」”しもしだ”と読む。
宮沢賢治も見たという「霜羊歯」、冬と銀河ステーシヨンの中にはこんな具合に書かれています。
     「窓のガラスの氷の羊歯は  
               だんだん白い湯気にかはる」
霜華の結晶がどんどん伸びてシダの葉のように見えてくるのを「霜羊歯」と呼ぶそうだ。
道端のカーブミラーの表面に出来た氷の結晶、これは「霜羊歯」の部類。
霜羊歯_b0126549_222350.jpg

寒いとどんどん長く成長するみたい。

ところで、羊(ひつじ)の歯(は)がなぜシダなのでしょうか。
シダ植物の若芽がヒツジの角のように巻いている様子に似ている...確かに。
「歯(齒_歯を食いしばっているような昔の字体)」の字義として「なにもしゃべらない」という意味がある...それで、シダ植物=しゃべらないヒツジ=羊歯。

まるできつねにつつまれたような感じ(漢字)ですね。
by hanaha09 | 2012-01-18 09:00 | 田舎暮らし | Comments(0)
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