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あるちゅはいま日記

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冬至の日

今日は冬至。
中国古来の季節区分である二十四節季の一つ。
北半球では太陽の高さが一番低くなる日です。
冬至の日_b0126549_9511461.jpg
拾った「かしわ」のドングリを写真に映すと、影が長ーい。
景色もなんとなくぼんやり。
冬至の日_b0126549_10134148.jpg
昼は一番短く、夜が一番長くなる。
この日を境に、一陽来復、日脚は徐々にのびていくのであります。
この日には「冬至かぼちゃ」を食べて金運を祈り、「ゆず湯」に入って無病息災を祈ります。

冬至の読みは「とうじ」。
温泉に入って病を克服しようとするのも「湯治(とうじ)」。
更に「柚(ゆず)」も「融通(ゆうずう)が利(き)きますように」という願いをこめたもの。
また、かぼちゃの栄養成分は、なんといってもカロチン。
カロチンは、体内でビタミンAにかわって肌や粘膜を丈夫にし、感染症などに対する抵抗力をつけてくれる。
「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」、昔の人たちの知恵なのであります。
おまけにかがやく黄金色は「こばん」をほうふつさせます。
実はこんな話も。
かぼちゃの収穫は夏、保存のよくきく野菜なのですが、この冬至のころが貯蔵の限度。
残っているかぼちゃを早く食べろ、というサイン。
この歳でいまさら金運を招かなくてはいけないようなこともありません。
が、夏にもらった大きなかぼちゃがまだ二個残っているのを思い出しました。
二個も食べれば少々の特別お小遣いでも入ってこないかな?
二十四節季は冬至を過ぎれば「小寒」、「大寒」と続き、そして「立春」と進んでゆくのであります。
by hanaha09 | 2011-12-22 10:30 | 田舎暮らし | Comments(0)
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