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あるちゅはいま日記

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北軽井沢開拓史

北軽井沢にはちょっと変わった地名がある。
ハイロン地区にハイロン湖。
これは満州の海倫(ハイロン)から引き上げてきた満蒙開拓団のかたがたが戦後入植開墾した地。
北軽井沢は引揚者、関東地区の被災者のための開拓入植地となっていたのだ。
そして甘楽。
ここも同じく群馬県甘楽郡から渡満、戦後の引き上げ後北軽井沢に入植した人々が開拓に携わった地区。
満州報国隊記念碑、満州開拓記念碑、開拓者供養塔と立派な碑が立っています。
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満州事変後に発布された国策に翻弄された無念さが刻みこまれています。
そして無一文、着の身着のまま、命からがらに引き上げてきた人々に政府から支給を受けたのが鍬1丁、鎌1丁、少量の肥料に種子、4家族に和牛1頭だけだったとか。
親類縁者に頼ることなく、わずかな道具で楢の大木を切り倒し、やせこけた火山灰の荒地に収穫できた作物はほんのわずか。
でも、採り入れの終わった秋祭りの夜、隙間風の通る小屋でみんなで1杯づつ酌み交わした配給酒のうまさが終生忘れられないそうだ。
がんばれば何とかなる。
浅間山の朝焼け、夕焼けに緑の高原を夢みてたそうだ。
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by hanaha09 | 2011-12-04 20:15 | 田舎暮らし | Comments(0)
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