今年も長野県飯綱高原のりんごおじさんに信濃三兄弟を頼んでおいた。
信濃三兄弟とは、「秋映(あきばえ)」、「シナノスイート」、「シナノゴールド」の三種のりんごのこと。
長野県で新規売り出しキャンペーン中。
春にこれだけくださいと頼んでおくと、その分量を送ってくれる。
採りにいってもよい。
摘みとりに行くと現地では食べ放題、といえども大きなりんごをほうばるとしばらくは手が動かない。
それに一個でもうお腹がいっぱいになってしまう。
摘みとるりんごは一番大きなものだけ。
かごをいくつかもらって一かご18個を摘みとることになるんだが...これもいい加減。
おじさん、小さい声でかごいっぱいにしときなよ、と言ってくれる。
ということではるばる山越え、谷越え長野県まで出掛けるわけである。
おじさん曰く。
「今年は秋の猛暑で色つきが遅い。
完熟がすごーく遅れてしまったなあ。
それに春の寒さでサビが出ちまった。
こう異常気象が毎年続くとこれからが心配でねぇ。」
サビとは表面が錆びたような曼荼羅模様になってしまう。
「秋映(あきばえ)」の見事な今年のサビ。
これは「シナノスイート」、大きくてお尻の丸いのがおいしいんだ、とりんごおじさん。
飯綱山を背に育つ黄色いりんごは三兄弟最後の「シナノゴールド」。
11月上旬の収穫です。
またはるばる摘みとりにやってきます。
閑ですねぇ。