怖いものの代名詞ですね。
ところが親父の権威はまるで失墜、ダメ親父になってしまいました。
今年は「地震・津波に雷・火事・ほうれん草」といったことになってしまいました。
東北の被災地では残った捜索にいま地元の消防団があたっているとか。
天災とはいえ団員の方々のご苦労を察します。
このあたりの集落にはまだまだ消防団に火の見櫓が健在です。
防災のとりでであります。
長野原の火の見櫓。
そして大笹宿の火の見櫓。
下の小屋にはこんなエンジンポンプが準備されてました。
竹で編んだ吸水口のフィルターが良いですね。
サイレンはどうも手回しのようでした。
道路の両側には井溝が設けられており山からの湧き水が流れています。
この板で溝を仕切って消防ポンプの水汲み場とします。
そういえば、あちこちの宿場町には必ず井溝が設けられています。
昔からの防災の知恵だったんでしょう。
火の見櫓に設けられた半鐘は、火事が遠い場合には打つ間隔をあけ、二度打ちは大火の恐れ、続けざまは近火のサインであった。
先般、羽根尾の集落で物置でのボヤ騒ぎに遭遇しましたが、半鐘は鳴らずに防災無線からサイレンの音が鳴り響いていました。
そして、駆け参じた消防団の人が一番に聞くのは、「消火栓はどこだー」。
いざの場合に備えて皆様の家の周りの消火栓、一度確認されておくことをお薦めいたします。