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あるちゅはいま日記
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ツバメオモト
なんとも清楚でやさしくかわゆい花が林の中にあった。
「ツバメオモト」という優雅な名前がついている。
「オモト」は葉が「万年青(おもと)」に似ていることから。
「ツバメ」の出処は良く分からない、諸説がある。
葉が開いている様子が刀のツバに似ている、このツバから出てくる芽(メ)でツバメ...理解はなかなか苦しい。
もう一つはこの山野草の実の色が鳥の燕の頭に似ている?
これが果実の写真。
これが燕の頭の写真。
これもぴったりとはなかなか...
年上の女性に養われている若い男の事を「燕」と呼ぶ事がある。
厚くふくよかな葉につつまれて咲くか弱い従順そうな花、この「燕」にぴったりな感じもするのですが。
兵庫県、奈良県、鳥取県では絶滅寸前または絶滅危惧種に指定されている。
上信越国立公園では自然公園指定植物に指定され、一般の採集はもちろん禁じられている。




# by hanaha09 | 2012-05-25 09:00 | 田舎暮らし | Comments(0)
独活(うど)
山菜の「うど」は「独活」と漢字で書く。
生育が早く一日ごとにその形姿を変えるので「うごく」が「うど」、そして「独活」となったという説。
私の個人的な説は大木となった独活の木は葉が茂り安定感を欠き、風も無いのにゆらゆらと動くから「独活」。
ネット辞書で「うど」と入れてクリックすると「udo」と翻訳される。
ウコギ科タラノキ属、日本を代表する山菜、そして薬草なのだ。
その「うど」が土の中からもっこりと出始めた。
「うど」には栽培うど、山うど、天然うどがある、もっとも祖先は同じ。
「栽培うど」は地下約3~4メートルの地下室(むろ)で、温度(20℃)と湿度(90%以上)を一定に保たれた環境で育てられる。
地下に植えて約1ヶ月で80cmぐらいに育ち、切り取って収穫する。
「軟白うど」もしくは「白うど」と呼ばれスーパーの年中並べられているやつ、東京の立川あたりが特産地だそうだ。
「山うど」は苗をビニールハウスへ移植し、頭だけが日光に当たるように外に出るようにして、もみがらなどをかぶせて育てる。
先端が緑色になる。
これを軟白うどに対して、「緑化(りょっか)うど」とも呼ばれる。
群馬県などで多く生産されているそうだ。
そして「天然うど」、前者の二種類に比べると立派さが格段に落ちて来るのですが...
その春の香り、苦み、味は比べようがありません。
カルシウム、カリウム、亜鉛、鉄などのミネラル、少量のタンニン、精油、酵素を含む。
ビタミンB1、B2、C、K、パントテン酸を多く含む。
カリウムはキュウリより多い270mgほど含み、高血圧予防になる。
食物繊維が多く、便秘解消、大腸がん予防、老化防止に効く。
と、いつも通りの薬効がずらり。
葉も茎も何もかも食べつくしてしまいます。
山菜の優等生と言われる所以です。
庭にも生えてくるこの天然うど、食べる機会も他の山菜よりも格段に多い。
カリウムと同じ性質を持つセシウムがいっぱい取りこまれ、放射能「うど」になってる可能性もあります。
大変な世の中になってしまいました。



# by hanaha09 | 2012-05-24 09:00 | 田舎暮らし | Comments(0)
山菜そば
お昼はお外で山菜そば、缶ビール付き。
コゴミ、タラの芽、コシアブラそしてシイタケが天ぷらの材料。
朝一番で採ってきた。
新しい天ぷら油でさっと揚げるとさくさく、山菜のほろ苦さがなんとも言えませんね。
そばは地元スーパーで売ってる冷凍めん。
これがなかなかすぐれもの、歯ごたえも香りも味も本物の手打ちに限りなく近い。
とある温泉の食堂で使っているのを見つけてきた。
冷たい嬬恋村営水道でしめると、そこらの蕎麦屋にも太刀打ちできる。
浅黄色の木々の新芽を愛でながら、シジュウカラのさえずりを聞きながら...
ホップの香りも漂い、もう最高です。


# by hanaha09 | 2012-05-23 09:00 | 田舎暮らし | Comments(0)
金環食
天気が悪ければメガネがもったいない。
で、買わなかった。
ところが、このあたりは快晴の絶好の金環日食観察日となりました。
まず、金環食のデジカメ写真。
なにもわかりません。
鏡に反射させて壁に映した。
肉眼で見ると良く分かるのだがデジカメに映すとまたまたなにもわからない。
このあたりは金環日食の限界あたりらしい。
というのでひたち市から見たネット中継の画像を。
前回に群馬県で見られた金環日食は1839年09月08日。
大江戸時代で浅間山麓を馬方がのんびりと馬に荷を載せ往来してた頃。
すでに日食観察も行われていた時代で馬子たちは一服してはキセルに火をつけ空を仰ぎ見、馬はヒヒーンと雄たけびを一声と、想像したりするんですが。
金環日食の時間には空が紫色に変わってきました。
ちょっと薄ら寒く感じて(気温が1℃ほど下がったそうです)、世にも不思議な感覚。
昔の黒い利権にむしばまれる政争を描いた「金環蝕」の映画の雰囲気でしたね。
そして次にみられるのはなんと2386年10月24日。
日食メガネを買っとけば良かった...
後悔先にたたず、良い諺です。




# by hanaha09 | 2012-05-22 08:00 | 田舎暮らし | Comments(0)
あふれる春の躍動感
山の春はダッシュ。
ものすごいパワーがあちこちにあふれかえっています。
ちょっとおすそわけでございます。
リョウブの若葉、昔はリョウブ飯にした。
シロバナエンレイソウも勢いよく花が咲いてきました。
周りにはスズランが出始めました。
そして、イワカガミも満開。
山つつじも張り裂けんばかりに蕾を膨らませました。
これはザイフリボク、ジューンベリー。
仁王さんの様な山もみじの若芽です。
パレットに取った絵具そのままの黄色、西洋たんぽぽ。
この歳では回春のパワーはなかなか湧いてきませんね...

# by hanaha09 | 2012-05-21 09:00 | 田舎暮らし | Comments(0)
蛇神様
人にはどうしても好きになれないものがある。
山に越してくるときに何回か管理人に問いただしたんだけど...
こたえはいつも「こんな寒いところにはいるわけないんだ!」。
しかし、いたのだ。
昨年には薪棚にヤマカカシが寝そべっていた。
谷に下りる道を横切っていたのもいる。
2軒向こうとなりの庭では青大将のでかいのが出てきたそうだ。
国立公園内なので捕まえてはるばる遠くの谷へ捨てに行ったそうだ。
今朝はこんなのが裏山にいた。(お好きでない方はブラウザの×をすぐクリックしてくださいね)
ジムグリというやつらしい。
おとなしい部類でちょっと涼しいときに出てくるそうだ。
ところで神社の鳥居や本殿に張られているしめ縄はなんとなく蛇に似てはいないか。
一説にはお正月の鏡餅はどくろを巻いてる様子をあらわしたのではないかとも言われている。
古語では蛇の事を「カカ」と言ってたそうだ、蛇の丸い目のような「鏡(カカ・ミ)」から鏡餅と呼ばれるようになった???
奈良の三輪神社の神様は大物主神、蛇神様だ。
阿弥陀や仏陀の陀の字は蛇とそっくり。
お釈迦様はインドで蛇を意味する「ナーガの末裔」とも...
昔々夏休みの林間学校に行ったときに山道に出てきた紅白まんだら模様の蛇に悪ガキ共が石を投げつけていた。
これを見た白装足の一人の修験道者がしゃくで谷川の水をかけて手を合わせ草むらに帰してやっていた記憶がある。
このジムグリ、自然状態の良い山に生育するそうだ。
ありがたい様な使者ではありますが、しばらくはこの山道を通ることができません。




# by hanaha09 | 2012-05-20 09:00 | 田舎暮らし | Comments(0)
シラネアオイ
種から育てた実生シラネアオイをいただいた。
3年ほどかけて育てないと花は咲かないそうだ。
日光白根山に多く、花がタチアオイに似ることからシラネアオイ(白根葵)と名づけられた。
以前の六合村、野反湖に群生地があると聞いていたので草津白根山から名前がついたと思っていたのに日光白根山だった...
やはり葵の御紋の威光?
薄紫色の花びらに見えている部分は色づいた萼(がく)で、本来の花びらではない。
初めて見たがなかなか豪華な花だ。
女性愛好家の人気ナンバーワンの理由がわかる。
山では鹿の食害や人による盗掘でほとんど絶滅寸前だそうだ。
この花は日本固有種、最初はキンポウゲ科に分類されていた。
が、様々な理由からシラネアオイ科に独立させられ、1科1属1種の日本特産品とされた。
しかし、最近は再びキンポウゲ科に逆戻りしたらしい。
あちらこちらと振れに振れる、こども手当、高速道路料金、電力需要予測...
いまの永田町の政策みたいですね。



# by hanaha09 | 2012-05-19 09:00 | 田舎暮らし | Comments(0)
小諸の布引観音
歌語り風土記より。
「昔、小諸に慾の深い婆がゐた。四月八日の観音さまの祭礼の日は、機を織ったり布を干したりしてはいけない日とされてゐたが、婆は観音さまの信仰もなく、勝手に布を干してゐた。するとどこからか一頭の牛が現はれて、二本の角で婆の布を引っかけて走り去った。婆は牛を追ひかけて何里も走り、善光寺まで来て牛を見失った。あくる日、婆はとぼとぼ小諸まで帰ってくると観音堂の前で寝込んでしまった。夢に観音さまが現はれて歌を詠んだ。
 ○牛とのみ思ひはなちそ、この道に汝をみちびくおのが心を
 目覚めると堂の中の観音さまの首に、婆の布が懸かってゐた。観音さまが牛と化って導いてくれたことがわかり、この日から信心深い婆さんになったといふ。」
「牛にひかれて善光寺詣り」、誰もが一度は使う有名なことわざのいわれである。
思ってもいなかったことや他人の誘いによって、よいほうに導かれることのたとえだ。
ことわざにあやかりたいと布引観音方向の道路標識につられてお参りをしてきた。
山を登る参道にはエネルギーあふれるケヤキの大木。
重要文化財の観音堂。
観音様の化身、牛も静かに寝そべっていました。
汗をかきかき参道を下ってくると、強欲ばあさんが布を洗って干していたという千曲川。
右側上流、川の中にぽつんとあるのは「シジュウカラ(始終空)の小鳥電車」と呼ばれていた布引電気鉄道廃線跡の橋脚。
走ってた電車の定員がちょうど42人、これから「42人乗り(しじゅうふたり乗り...運転手と車掌だけ)」とも呼ばれていた。
この鉄道、大正15年12月の開業以来たった8年ほどで廃業にいたった。
最後は電気代滞納で電気を止められ電車が動かなくなった。
観音様はお助けにならなかった。
よっぽど呆れた経営者の方々だったようだ。



# by hanaha09 | 2012-05-18 09:00 | 田舎暮らし | Comments(0)
春らしい花が咲いた
夜明けがずいぶん早くなりましたね。
そして昼間がとても暖かくなってきました。
夜はまだ湯たんぽを抱えて寝てます、雨がしとしと降ったりすると肌寒いんですよね。
さんさんと降り注ぐ陽のもとで、待望の春の花が咲き始めました。
アズマシャクナゲ、引き抜かれて捨てられていた小さな株をもらってきて3年目。
ようやく花を咲かせました。
つつじの仲間ですが人の目を引き付けるあでやかな色です。
シャクナゲの花はこれから山をどんどんかけ上がってゆきます。
奥山にひっそりと咲くハクサンシャクナゲもいいですね。
そして、イワカガミ。
岩にひっついて群生する、葉っぱが鏡のようにピカピカ光っているのでイワカガミ。
間に生えてくる草、シダをこまめに取ってやると陽あたりが良くなってここ2年で群生がずいぶん拡がった。
うれしくなってきます。
そして春は固定資産税に、車の税金に、火災保険に別荘地内の管理費まで...何かともの入りの季節。
財布は拡がるどころかますます縮んでいってしまいます。


# by hanaha09 | 2012-05-17 09:12 | 田舎暮らし | Comments(0)
百体観音
旧鹿沢温泉は昔から霊湯として名高く、信州から多くの湯治客を集めていた。
長野県東御市から旧鹿沢温泉に至る山道は「湯道」と呼ばれた。
人々は新張村(みはり)から百町(3里、最高地点の地蔵峠は標高1,732m)の険しい山道を歩いて、鹿沢温泉まで湯治にやってきた。
その道の傍らには一町(約190m)毎に合計百体の石造観音が置かれている。
これは町石(一町ごとの道程を示す道標)を兼ねており、旧鹿沢温泉へ湯治に通った往時の人たちの道しるべと信仰の証だ。
百体観音像は、江戸時代の終わりごろの文久4年(1864)から明治6年(1873)の約10年間につくられたそうだ。
最初の祈願者は鹿沢温泉の楢原所右衛門たちだそうだが、協力の手をおしみなく出したのは新張村の人々。
この新張に、大きな美しい「如意輪観音」を一番観音として、村中あげて建立した。
地上からの高さは約2.7m。明治2年(1869)に伊那の高遠の石工、中山暉雲の作といわれている。
周りの風景にぴったりと融けこんでます。
そして、到達地点の百番観音は旧鹿沢温泉、紅葉館の脇に立っています。
もともと鹿沢温泉は信州祢津領、が今は群馬県嬬恋村。

百体の観音様は言葉も発せずただ人々の旅の安全と、湯道の案内役として、静かに何百年もひたすら立ち続けています。


# by hanaha09 | 2012-05-16 09:00 | 田舎暮らし | Comments(0)
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