山菜の「うど」は「独活」と漢字で書く。
生育が早く一日ごとにその形姿を変えるので「うごく」が「うど」、そして「独活」となったという説。
私の個人的な説は大木となった独活の木は葉が茂り安定感を欠き、風も無いのにゆらゆらと動くから「独活」。
ネット辞書で「うど」と入れてクリックすると「udo」と翻訳される。
ウコギ科タラノキ属、日本を代表する山菜、そして薬草なのだ。
その「うど」が土の中からもっこりと出始めた。

「うど」には栽培うど、山うど、天然うどがある、もっとも祖先は同じ。
「栽培うど」は地下約3~4メートルの地下室(むろ)で、温度(20℃)と湿度(90%以上)を一定に保たれた環境で育てられる。
地下に植えて約1ヶ月で80cmぐらいに育ち、切り取って収穫する。
「軟白うど」もしくは「白うど」と呼ばれスーパーの年中並べられているやつ、東京の立川あたりが特産地だそうだ。
「山うど」は苗をビニールハウスへ移植し、頭だけが日光に当たるように外に出るようにして、もみがらなどをかぶせて育てる。
先端が緑色になる。
これを軟白うどに対して、「緑化(りょっか)うど」とも呼ばれる。
群馬県などで多く生産されているそうだ。
そして「天然うど」、前者の二種類に比べると立派さが格段に落ちて来るのですが...
その春の香り、苦み、味は比べようがありません。
カルシウム、カリウム、亜鉛、鉄などのミネラル、少量のタンニン、精油、酵素を含む。
ビタミンB1、B2、C、K、パントテン酸を多く含む。
カリウムはキュウリより多い270mgほど含み、高血圧予防になる。
食物繊維が多く、便秘解消、大腸がん予防、老化防止に効く。
と、いつも通りの薬効がずらり。
葉も茎も何もかも食べつくしてしまいます。
山菜の優等生と言われる所以です。
庭にも生えてくるこの天然うど、食べる機会も他の山菜よりも格段に多い。
カリウムと同じ性質を持つセシウムがいっぱい取りこまれ、放射能「うど」になってる可能性もあります。
大変な世の中になってしまいました。